この漫画は、株やFX等の投資の知識が身につき、投資初心者の方がやりがちな失敗例も出てきます。
その為、投資未経験の方や始めたばかりの方にとってはとてもためになるマンガだと思いますので紹介していきます!
- タイトル 【インベスターZ】(1~21巻)
- 著者 三田紀房(漫画家。明治大学政治経済学部卒業後、大手百貨店勤務等を経て、30歳のとき講談社ちばてつや賞一般部門入選で漫画家デビュー。)
- 投資をしている人(特に短期投資)
- 投資の勉強をしたい人
- お金について勉強したい人
あらすじ
北海道にある全国屈指の学業成績を誇る男子中高一貫校の私立道塾学園に、トップの成績で合格した主人公財前孝史。入学式翌日に財前に明かされた学園の秘密。各学年成績トップで合格した秘密だけが参加している投資部の存在。そこに入部する事になった財前。投資部の使命は、3000億を運用し、8%以上の利周りを出す事。その利益により日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費等が無料。投資部として財前は株式投資をはじめ、FX等の投資を経験していく。
各投資について分かりやすく説明している
投資本というと分厚い本でしかも活字で書かれているため、活字があまり得意ではない人にはなかなかハードルが高いと思います。しかし、こちらの本はマンガの為読みやすく、全21巻とちょうどいいくらいの巻数で、「株式投資(短期投資)」等の投資の事が分かりやすく書いてあり、初心者の方にオススメです。
投資経験者の方も、主人公財前が葛藤し、失敗しながら投資している姿に共感を得られ、自分も同じ失敗したなと思い返すと思います。
過去の失敗を思い返し、“今後は同じような失敗をしないように気を付けよう!”と思うはずです。
また、「投資にまつわる格言」が多々出てきて、その格言について分かりやすく説明してるのも魅力です。
出てくる投資にまつわる格言がまたカッコいいんです(笑)。少しだけ私が気に入った格言を紹介していきます!
投資にまつわる格言
ここで全部の格言を紹介するのは大変なので、私が特に気に入った格言と説明を紹介します。
“株は法則でやれ”
自分の一切の感情を捨て、自分が決めた法則(利食いラインと損切りライン)に従って株を売れ。
“投資について議論はしない”
議論というものは、個人の拘りを生み出してしまう。人は話し合っていくうちに持論を展開したくなり、自分の拘りをつくって、それが致命傷となり失敗してしまう。
“成功するには体力が必要”
成功と書いてハードワークと読む。なにか事を成す人間は総じてものすごく動く。働くためには強い体を持たなくてはいけない。そのためには体を作る成長期にしっかり運動して基礎体力をつけておく。
“自分の中で絶対に価値のあるもの以外にお金を払うべきじゃない”
高級時計をはじめブランド品は、素材最高で品質が良い事は間違いない。しかし、一方で超一等地区に店を構え、有名な俳優・スポーツ選手に高額なギャラを払って宣伝している。つまり顧客は品物を買っても半分は地代や有名人の広告費を払わされている。こんな全く割に合わないじゃないか。
“FXは、いかにうまく負けるかの勝負”
FXで最も気を付けないといけないことが1発退場!大負けをせずに浅くうまく負けをコントロールしながら資産を徐々に増やしていくことを目指していけるか。
この他にも多くの格言が書かれており、たまに読み返して勉強することもあります。
実際に読んでみますと、かなり面白く、投資の知識が身につき、投資へのハードルが下がると思います。
気になった方は是非一度読んでみてくださいね!
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