私が投資に興味を持つきっかけになった本【難しい事はわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!】

投資・資産運用・お金
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給料もそんなに上がらなく、退職金も出るのか不明なため、老後が不安な人って多いと思います!私もそのうちの一人です。老後の不安を少しでも解消できないかな?と悩んでいる時にこの本に出会いました。

投資本を今まで読んだことが無かった私ですけど、この本はお金のプロの山崎元さんとド素人の大林弘祐さんの会話形式で書かれているため読みやすく、読み進めていくうちどんどん投資に興味を持ちました!(この本のおかげもあり、投資を始められました!)

この本は投資をこれから始めようとお考えの方には、とても良い一冊になると思いますので、内容の方を少しだけ紹介していきます!


  • タイトル 【難しい事はわかりませんが、お金の増やし方をおしえてください!
  • 著者 山崎元(外資系証券や保険など金融12社を渡り歩いたお金のプロ) 大林弘祐(定期預金しか知らないド素人

 

この本をオススメしたい方

 

この本はリスクがかなり低い初心者向けの投資商品について詳しく書いてありますので、

・投資についてこれから勉強しようとお考えの人

・老後が不安な人

・少しリスクを取れる人で、銀行の定期預金の金利だと物足りない人

投資初心者の方やこれから始めようとお考えの方にオススメです。

 

複利と72の法則について

 

・複利について

 

複利とはそれまでの利子を元金に加え、その合計に対してつける利子!

例:100万円を運用し、毎年+5%の金利が付くと考えた場合の(単利)と(複利)の違い

単利だと1年目105万円になり、2年目110万円と元本100万円の+5%ずつ増えていくのに対して、

複利」だと1年目105万円になり、2年目は元本分の金利ではなく、105万の+5%の金利が付くので、110万2500円と単利よりも多く金利が付きます。

 

上記の例のように、複利で運用した場合、年月が経つにつれ金利に金利がどんどんついていき、資産が雪だるま式に大きくなっていきます!

 

・72の法則について

 

72の法則とは:72を利率で割ると2倍になるおよその年数が計算できる法則!

例:貯金100万を5%で運用して2倍にしたいとする場合
72÷5(%)=14.4(年) となります。

毎年5%で運用出来れば14~15年で2倍の200万になるという事です!簡単に計算でき、色んな場面で使えるので覚えておいた方が良いと思います。

※実際には税金の事も考えないといけないので、上記よりも年数はかかると思います。

 

この本を読み、特に私が衝撃を受けたのが、複利の話です

皆さんも複利という言葉は知っていると思いますが、改めて考えてみると複利は偉大だと実感し、その力を活かす為にも早めに行動した方がいいと思いました。また、自分の資産を2倍にするために、この利率だと何年かかるのか?、どれぐらいの利率で運用していくか?等、投資戦略を考える時に72の法則は、すごく役に立ちます!!

 

銀行預金だって安全とは限らない

 

銀行預金にもリスクはある!

預金は元本が減らないですし、ペイオフ制度があるので、預けていた銀行がもし潰れても1,000万までなら保証されているので安全だと考えている方も多いかもしれませんが・・・

インフレになった場合、円の価値は下がってしまうので安全とは言い切れません!!(実際に日本銀行は、インフレ率年2%を目指している)

 

ペイオフとは:金融機関が破綻した場合に、預金保険機構が元本1,000万までとその利息の払い戻しを保証する仕組みの事です。
インフレとは:国がお金を沢山刷ることによってお金が増えた分、お金の価値がさがる事です。

 

第一次世界大戦で負けたドイツは、フランスやイギリスに莫大な請求をされ、お金を払うことが出来なかったから、大量のお金刷ってハイパーインフレが起こった事は学校で習ったので、覚えている方もいるかもしれません。もしかしたら今後の日本も借金が返せなくなり、お金を大量に刷る事になるかもしれません!

 

著者いわく❝インフレになるかもしれないけど、ならないかもしれない。大事なことは、国債にしろ、普通預金にしろ、いま持っている資産が将来も同じ価値のままだとは考えない方が良い!手堅く見える定期預金だって、実質的な価値は変化すると考えないといけない!!❞

 

じゃあ、日本がインフレになって、円が下がるなら外貨預金すればいいんじゃない??とお考えの方!!

外貨預金は銀行のカモになるのでやらない方が良いと著者はいっています!

 

外貨預金をやらない方が良い理由

 

理由は、手数料がかなり高く、仕組みが複雑な為、金利が高くても低くても、どの通貨が有利か一概に言えないという事です。もう少し詳しく説明していきます。

 

・手数料がかなり高い!

 

仮に米ドルが120円の場合、手数料は普通の銀行だと1ドルにつき1円のため、1万ドル買ったら余計に1万円かかってしまいます。つまり、120万円を買うのに121万円かかるということです。また、円に戻す時にも1ドルにつき1円の手数料がかかってしまいます

 

・どの通貨が有利か一概には言えない!

 

金利がいい通貨が一番良いという単純な仕組みではなく、「為替が上がるか、下がるか」と「金利が高いか、安いか」をセットで考えて、取引価格が決まっています。その為、買う前からこの通貨が良いとは断言出来ないので、外貨預金をやるのは、コイントスで「表」か「裏」にお金をかけるのとほぼ一緒になってしまいます。

 

著者のオススメ

 

銀行預金もインフレに弱く安全ではないし、外貨預金は手数料が高いからやらない方がいいならいったい、どうすればいいんだ??と思った方!

ネット証券を利用しての投資信託(インデックスファンド)がオススメです!!

本書では、著者がオススメする投資信託が紹介されていますが、こちらの本は少し古い為、紹介されている投資信託は割愛させていただきます。

ちなみに私は、こちらの本でも紹介されていたSBI証券を利用していますので、手数料が超低コストのSBI・VシリーズSBI・V・S&P500インデックスファンド、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス積立NISAを利用し積立してます

※SBI・VシリーズはSBI証券でしか買えません。

 

感想

 

さらっとこの本に書かれている事を紹介しました!私も最初は、大橋さんと同じで投資というと毎日ずーっとパソコンのモニターとにらめっこしているイメージと、大損して借金地獄になるイメージが強く怖いイメージしかありませんでした。その為投資に少し興味はあったもののなかなか重い腰が上がらず後回しにしていました。が、この本を読み投資とは資産を買い、その金利をさらに投資し、資産を増やしていく事だと知りました。

また、投資を始めるなら手数料が安いネット証券が良いというのも初めて知り、この本に口座開設の仕方が紹介されている最大手のSBI証券の口座を開きました!【楽天カードを持っている人は楽天証券の方がポイントも付きそのポイントで投資信託が買えるのでオススメです。】

この本には、紹介出来ていない、国債の事、NISA制度の説明や始め方、確定拠出年金の事が書かれていますので、気になった方は、是非一度読んでみてください。

※この本は2015年11月17日が初版の為、積立NISAについては書いていませんでした。ですが、NISAの事は、かなり詳しく書いてあります。SBI証券口座でのNISA口座の開き方まで書いてありますので、これからSBI証券の口座を開設してNISA制度を使おうとお考えの方にはちょうどいい一冊になると思います!


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