「遠くとも一度は詣れ善光寺」という言葉もある 七年に一度の御開帳で有名な【善光寺】

本堂 観光
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今回は、「遠くとも一度は詣れ(まいれ)善光寺」という言葉が残されているほど、古くから信仰の対象とされているお寺。

長野県に鎮座する七年に一度の御開帳で有名な「善光寺」紹介していきます!

 

御開帳について

 

善光寺の御開帳の時期になるとTVなどでも報道されるので、知っている方もいると思いますが、知らない方の為にも説明させていただきます。

善光寺御開帳の正式名称は「善光寺前立本尊御開帳」になります。

善光寺本堂に安置される御本尊一光三尊阿弥陀如来は、白雉5年(654)以来一度も公開された事のない秘仏です。その後、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして善光寺前立本尊(重要文化財)が造られ拝されるようになりました。

善光寺前立本尊は、普段御倉庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳時の時のみ、特別にお姿を拝む事ができます。

 

・回向柱に触れる事は、前立本尊に触れるのと同じ!

 

善光寺前立本尊は、ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が並ぶ、善光寺独特の一光三尊阿弥陀如来のお姿をされています。

中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸にかわり、白い善の綱として、本堂前の回向柱(えこうばしら)に結ばれます。

その回向柱に触れる事は、前立本尊に触れるのと同じ事!ここにありがたい結縁が生まれ、その功徳は計り知れないとされています。

回向柱(高さ約10m)

※期間

今年の御開帳は、コロナの影響により、一年延期されての開催になります。

期間は令和4年4/3~6/29の88日となります。

 

参拝した時の混雑状況

 

私が参拝した日は、GW中というのもあり凄く混雑していました!!

その状況を紹介していきます。

 

1.善光寺に着くまで

 

まず、長野ICを降りたぐらいから混み始め、善光寺までの道はかなりの渋滞…

ネットで駐車場の状況を見てもの字で停める場所がない程(笑)。

しかし、御開帳の時期には臨時の駐車場が何箇所もあり、そこからシャトルバスで向かう事もできるので私は、臨時駐車場の1つ、「真島駐車場」に車を停めました。

 

・シャトルバスの料金と時間

 

シャトルバスの料金は、往復500円になります

駐車場の料金は無料です

シャトルバスは20分毎に出ており、所要時間は、45分になります。(善光寺までの道はかなり混雑しており、善光寺行くときは、それぐらいの時間かかりましたが、帰りは空いていましたので、30分もかからなかったです。シャトルバスの中は人が多くて座れないかな?と思いましたが、20分毎に出ていることもあり、普通に座れます。)

 

2.善光寺表参道商店街&仲見世通り

 

シャトルバスは、善光寺表参道商店街・昭和通りに停車しますので、そこから歩いていきます。

表参道商店街の昭和通りに停車するシャトルバス

 

表参道商店街や仲見世通りには、いろんなお店がありますので、見ながら歩いているとすぐに善光寺に着く感覚になります。(1km近くありますが…(笑))

 

善光寺表参道商店街

 

行く途中は、どこの店にも寄りませんでしたが、帰りは、信州善光寺仲見世通りで善光寺御開帳記念のペヤングやきそばの購入と九粋九旬粋(お土産屋)に、善光寺表参道商店街では、八幡屋磯五郎・本店(七味等のスパイスで有名)に寄りました。

八幡屋磯五郎は、お客様のお好みに合わせた七味の調合も行っていますので、気になった方は、ぜひ!!(かなり混んでましたが…(笑))

善光寺御開帳記念のペヤングやきそば

 

※表参道商店街は、長野駅から善光寺までの約2kmになります。

※仲見世通りは、善光寺仁王門から三門までの170mになります。(境内)

 

3.善光寺

 

仁王門

話しが多少前後しますが、仁王門をくぐると仲見世通りが現れ、数々のお店が見えます。

回向柱に触る為の列三門からみた長蛇の列

仲見世通りを歩いていると、長蛇の列が出来ており、スタッフの声を聞くとどうやら回向柱に触る為の列だそうです…(私は、ここまでの列だとは想像もしていなかったので回向柱に触るのをあきらめました。触りたかったですけど…)

参拝のみならこの列を素通りし、本堂に進む事ができます。

本堂

本堂内も沢山の参拝客がおり、参拝するだけでもなかなか大変でした。

参拝客が多いため、本堂の内陣・お戒壇めぐり・善光寺資料館を拝見できる内陣券の発売は一時販売中止になるほど…

なので、参拝後に境内を少し回り、最後に御朱印を頂き善光寺の参拝は終了。

 

御朱印

 

善光寺では何種類かの御朱印を授かる事ができます

本堂手前には御朱印授与があり、御朱印帳に直接書いてもらうための列もできておりましたが、その列付近には、歩いて書き置きの御朱印を授与されている住職の方もおり、私は、そこで書置きの御朱印と御開帳記念の御朱印を授かりました!!

 

・御開帳記念の御朱印

 

御開帳記念の御朱印

初穂料:1500円

金色の部分は台紙となっており、御朱印の紙とは一体とはなっておりません。

御朱印の紙も厚く頑丈になっています。

 

・善光寺本堂の御朱印

 

善光寺本堂の御朱印

初穂料:300円

こちらは、善光寺の定番の御朱印になります。御開帳期間中に限り、「前立本尊御開帳」の押印がされます。

 

最後に

 

初の善光寺参りのため、善光寺の周り(表参道商店街や仲見世通り)がこんなにも栄えてて、オシャレで綺麗な場所とは想像もしていませんでした。

沢山のお店があり、時間に余裕があれば色々と寄って、食べ歩きもしてみたかったなと思いました。

GWももう終わるので、土曜・日曜日で御開帳目的の方は、混雑を覚悟して訪れて下さい!

御開帳目的で参拝しようとお考えの方は、時間に余裕を持って訪れた方が絶対にいいですよ!!

この記事を読んで行ってみたいと思った方は、ぜひ訪れてみて下さいね。

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