紅葉シーズンにはぜひ足を運びたい!? 京都の紅葉の名所【東福寺】

臥雲橋からの景色 京都府
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今回は京都の新緑・紅葉の名所の1つとして有名かつ電車でアクセスしやすい【東福寺】の紅葉の様子や見どころ、御朱印の紹介をしていきます!

 

東福寺について

 

境内地図

東福寺は京都市東山区にある臨済宗東福寺派の大本山の寺院で、「京都駅」からJR線奈良線の「東福寺駅」まではわずか3分ほどで着き、そこから徒歩で10分程度で行ける為、新緑・紅葉シーズンでもアクセスしやすくオススメなスポットになります。(紅葉シーズンの京都は観光客でいっぱいの為、渋滞が大変なので、電車で行けるのは助かります。)

境内には約2000本のもみじが植えられており、かつ秋に葉を落とす桜の木が境内に1本もないので紅葉が美しく映え、京都で随一といわれるほどです!

東福寺で新緑・紅葉を楽しむなら橋から望む絶景が1番有名だと思います!!東福寺には臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)の東福寺三名橋と呼ばれる3本の橋があり橋から望む景色はまさに絶景!!

3本の橋の中でも特に有名なのは臥雲橋と通天橋です。この2本の橋は東福寺の境内を横切るように流れる川の周囲に広がる渓谷(洗玉澗)があり、この洗玉澗にかかっている橋になりますので、橋から望む紅葉はとても綺麗です。

 

 

東福寺三名橋

 

三名橋についてそれぞれ紹介していきます!

 

1.臥雲橋

 

臥雲橋臥雲橋から望む景色

 

臥雲橋は「東福寺駅」から歩いてくると一番最初に渡る橋で木造です。地域の方の生活道路になっており、その為拝観料がかからず無料で綺麗な景色を堪能できる点は良いのですが写真でも分かるように紅葉シーズンにはかなりの人が訪れますので撮影禁止や一方通行になることもあるそうです。(私が訪れたのは11月中旬頃になり、紅葉にはまだ少し早かったですが、それでもかなりの人がいました!)

写真だと木々で見にくいですけど、向かい側には通天橋が見えます!!

 

2.通天橋

 

通天橋から望む景色洗玉澗の下からの景色

愛染堂開山堂

 

方丈と開山堂を結ぶ橋になり、通天橋を渡るには拝観料1,000円が必要です。ちょっとお高いですが…通天橋を渡る以外にも見どころがあり、もみじが植えられた庭園や洗玉澗の下まで行け、さらに青い木々の中にひと際目立つように佇んでいる朱色の柿葺き八角堂の愛染堂、上部に楼閣が張り出しているのが特徴な開山堂と色々と観られるので払う価値はあると思います。

通天橋は臥雲橋よりも大きく有料という事もあって密な感じでは無かったので、じっくりと写真を撮ったり、ゆったりと景色を堪能出来るので良かったです。

通天橋も臥雲橋と同じく混雑時には撮影禁止になる事がありますので注意してください。

 

3.偃月橋

 

臥雲橋と通天橋は有名で人が多いですが、偃月橋は私のように知らない人が多いらしく穴場らしいです。(偃月橋には行ってないので写真はありません、すいません。)拝観料は無料だそうです。

 

本坊庭園【八相の庭】

 

東福寺は新緑・紅葉が有名ですが、それ以外にも昭和時代に重森三玲により作庭された八相の庭も見どころになりますのでざっと紹介していきます!

拝観料400円になります。

 

・南庭:蓬莱、五山、八海など

 

日本庭園の定型的な表現方法である蓬莱神仙思想を表し、蓬莱・方丈・瀛州(えいじゅう)・壷梁(こりょう)の四神仙島を巨大な石組みで表現し、筑山(つきやま)で五山、白砂で八海を表現しています。

 

・西庭:井田市松

 

日本古来の伝統的な市松模様を、切り込まれたさつきと白砂で正方形を型取り表現しています。

 

・北庭:小市松

 

日本古来の伝統的な市松模様を、苔と敷石で表現しており、その上にはさつきともみじが広がっています。

 

・東庭:北斗七星

 

白砂で描いた雲の中に円柱の石で北斗七星が構成されており、後方の生垣で天の川を表現しています。

 

御朱印

 

東福寺には沢山の御朱印がありますが↑の写真の大佛宝殿が東福寺基本の御朱印になり、授与料が500円になります。(コロナの影響のせいか、それとも紅葉の時期のため書き置きタイプしかありませんでした。)

 

最後に

 

私が訪れた時は11月中旬という事で紅葉が始まった頃で、まだ青いもみじが多く紅葉を狙ったんですが早過ぎだったなと後悔もしましたが、綺麗な赤色のもみじもあったので良かったですし、紅葉が始まったもみじも綺麗でした。写真では何回か見たことがありますが、実際に訪れてみるともみじの数に圧倒されます!

庭園はどれもとても良かったのですが…やっぱり南庭が一番大きく、見応えがありました。座って鑑賞もできる点も良かったです。(ちょうど日向になり、ぽかぽかで時間を忘れゆっくりと見る事ができます。)

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